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店長、ケルトの国へ行く

19日目 昼と夜はパーティーですぞ

続きまして、昨晩おじゃましたニコラスさん「明日の昼ごろ何か食べるものを用意しておくから、うちでパーティーでもしよう」と提案してくださっていたので、お昼過ぎにご自宅へおじゃまします。

ゲムネ名物のソーセージなんかを焼いてくださっていて、あとはスナック菓子やサラダ、パスタ、そしてフランスパン、ワインにアイリッシュ・ウィスキーを完備した、パーフェクトな布陣でご飯を食べながらお話しさえてもらいます。

「フランス人は食事を大切にするんだ!だから、一回の食事にきちんと時間を掛ける、それが重要なんだよ。朝ごはんに2時間、昼ごはんに2時間、おやつ&ティータイムに2時間、そして晩ごはんに3時間、その後の飲みに2時間ってところかな。笑」(ご飯に12時間、睡眠に9時間、仕事に…3時間?)

このオモシロ話を聞いた時に、そういえばゲムネに入ってから、サラリーマンどころか、働いていそうな人をひとりも見ていなくないですか?とhataoさんに行ったら、たしかにそうだよねーという話になりました。
スーツ姿の人も、ビジネスマンっぽいカバン持った人さえもいない感じなのは、きっと自分が楽しいと思える生活に必要な分だけ稼いだら、あとはそんな感じでまったり自由に暮らすのがブルターニュ流なのかもしれません。

ステータスとしてのお金持ちとか、あの人も持ってるから、このブランドのバッグがほしい、みたいな感覚が存在しない世界にやってきたようで、この味わったことのない心地よさを大切にしたいなと思いました。

さて、おいしいお食事とお酒をいただいたあとに一旦ゲストハウスに戻ります。 店長ひとりの時の旅に比べると、アクティブになるんじゃないかと心配していたら、家に戻ったらきちんと昼寝タイム(シエスタ!)を設けてくださっていて、もう最高。(保育園か)

いい音楽、いい食事、いいお酒、そして昼寝!
最高です。

もうひとつ、ブルターニュに来てから感じたことは、すれ違う人のフレンドリーさのクオリティの高さです。

アメリカに行くと、道ですれ違う人に声をかけても全然ヘンじゃないですし、英国はアメリカほどじゃなくても、まぁそれなりにフレンドリーです。
ただ、フレンドリーモードがオンの時と、オフの時の差をそれなりに感じるんですが、ブルターニュはその「オフ感」が全然ないんです。

もう、ずっとぼくに話しかける時のような柔和な表情、雰囲気、オーラを漂わせながら朗らかに歩かれている感じで、その様子につられて、5つしか単語を知らないくせに、店長はガンガン話しかけに行きます。(突撃、となりの買い物袋!レポーターはジャン=ピエールです)

ウェールズあたりでは「お、アジア人だ」みたいな空気感が時々あったもんですが、こちらは人種とか年齢、性別の判断をしている感じすらも一切なく、ひとりの友人にあったんだから挨拶するよね、みたいな印象が強く、会話がうまく成立しなくても言葉を少し交わすだけで、なんだか幸せになってしまいます。
ほんといい町、ゲムネなんちゃら。

さて、お昼寝タイムで心身ともにリフレッシュした頃に、今度は朝にご自宅におじゃましたポールさんが、やって来てくれました!

こうして今度は、お酒飲みながら、笛を吹く会が再度催され、店長も気持ちよく最高級のフルートを吹かせていただく笛吹きパーティーがスタート!

途中でキアランさんオススメのお店でケバブのテイクアウトを頼んで、食べて、また飲んで、吹いて、おしゃべりして、今日も夜は更けて行きましたとさ。
 
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