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店長、ケルトの国へ行く

14日目 コーンウォール半島の町プリマスへ

さて、ついにウェールズの滞在も終わってしまい、次はコーンウォール半島の町プリマスへ。

さすがに電車にもバスにも慣れて来たので、のんびりとこの旅一番の「ぶらり旅感」を味わいながら、目的地のプリマスに移動。(といっても乗り換え駅にカフェもなけりゃ、車内販売もなかったので、マンガ読んでましたが)

プリマスの駅からホテルまでは徒歩10分程度なのに、スーツケース持ってのオール急な上り坂だったので、なかなかに疲労困憊。(ひ弱)
チェックイン開始時間より1時間半近く早かったんですが、今回のホテルも住宅街にあって時間をつぶせそうなお店もなく、ダメ元でホテルのブザーを鳴らしてみる。

すると…
超カッコいい、ナイスミドルな大家さんが登場!

え、ベネディクト・カンバーバッチのお兄さんですか?みたいなシャーロック似のイケメン
が登場し、決まりよりも早く着いたにもかかわらず「ようこそ、よく来てくれたね!時間?そんなの全然大丈夫だよ。今日はどこから?カーディフか、じゃあ電車で2時間ぐらいかな、重たい荷物を持って大変だったね。じゃあどうぞ、入ってくつろいでくれよ」と、すごいクオリティのおもてなしを受け、心底感激。

さらに「今回の旅は観光かい?そうか、じゃあこの市内地図を持っておくと便利だから、どうぞ!このホテルから市内の中心までは徒歩15分、市内の中心から海岸公園までも徒歩15分なんだ」「滞在中の予定は?ダートムーア動物園に行く?そんなところがあるんだね。ちょっと待って、ネットで調べてみよう。なるほど、この街からもバスが出てるみたいだ。バスの時間と出発場所を地図に書いておくね」と、畳み掛けるホスピタリティー力(タタミカケティ)を発揮してくださり、ただただ目を丸くしていました。

そんな中、「ここはコーンウォールですか?」との質問に、「残念、ここはデヴォン州だね、この地図でいうとここからがコーンウォールになるんだ」と、地図の左端にちょろっとだけ描かれた半島を指差してくれました。

なんてこったぁぁぁ!

この街に滞在する理由はシンプルで、ここしかブルターニュ行きのフェリーが出ている街が英国にはないから。
なので、情報ゼロで挑んだ滞在、しかもコーンウォールは、ケルト地域でもっとも独自の文化が失われたと言われている地域なので、伝統音楽を聴ける機会はないかなぁと、その界隈の地域を観光できたらいいか、ぐらいの感じでやって来たわけです。

さて、さっそく街の全体像を把握するため、地図を片手に散歩へ。
この地図がすごくわかりやすくて、しかも市内のトイレ情報まで網羅してあって、なんでしょうこの店長のためにあるような地図は。

動物園に行くためのバス発着場を確認したあと、海岸公園でくつろぎ、そのまま港ゾーンへ。

ここで「ナショナル・フィッシュ&チップス・アワード受賞」と書かれた看板のお店を見つけたので、これは食べねば!と注文。

英国に来てから、結構何回もフィッシュ&チップスは食べてるけど、まぁ「そこそこ」だよねーと思っていたら、衝撃のおいしさ!
良く聞き取れなかったこともあって、結果「ソースなし&塩を多め」って、逆に玄人っぽい頼み方になってしまったんですが、ソースやレモン汁のごまかしがなくても、魚の生臭さが全然なく、コクとかおいしさだけが残った感じで、ひと噛みごとに味が広がる〜、バカうま。

これは、もうダントツで英国内の食事ベスト1でした。

こちらの街は、端から端まで徒歩30分強といったところなので、市内観光でバスを利用することはなさそう。
だいたい街半分を回り終えた頃に、夜になったので、帰って寝ましたとさ。
 
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