「笛スタンド」を自作しよう!

ライター:hatao

たくさんの種類があってコレクションしたくなるティン・ホイッスル。

ケースに入れて押入れにしまっておくにはもったいないので、素敵にディスプレイしたいですよね。

でもホイッスル専用のスタンドは売っていないので、100均のお皿立てなどで代用している方もいらっしゃるかもしれません。

商品としてはSusato社からディスプレイ・スタンドが発売されていますが、数千円しますし、本来はリコーダーやテイバーパイプ用なのでピンの孔のサイズが合わないのです。

そこで、思いついたのがDIY。

さっそく試作品を作ってみました。

DIY笛スタンド

ホームセンターに行って、ちょうど良さそうな直径の丸棒(15mm 、18mm 、25mm)と杉板 (厚み1cm)を買います。

これで材料費は1000円くらいです。

まずはノコギリを使ってピンを切ります。

今回はどのくらいの長さが適切なのかを調べるために、露出部分が5cm、6cm、7cmと3つの長さを用意しました。

ホールソーとボール盤を使って板にピン孔を開けます。

ただし、ちょうど良いサイズの刃がなかったので、少し大きめの孔になりました。

初めてのボール盤。

素早く孔を開けられるのですが、25mmのものは可能な直径をオーバーしており、ボール盤ではあけられませんでした。

25mmの孔は、ホルソーをインパクトドライバーにセットして開けました。

抜くのに苦労しました。

ドライバーを板にかなり強く押し当てなくてはいけません。

孔にピンを差し込みます。

かなりゆるいので、木工用ボンドではとまりませんでした。

そこで接触部分にテープを巻いてみました。

写真にあるテフロンテープではなく、家庭にあるセロファンテープがちょうど良かったです。

試作品が完成しました。

自宅に帰って一番細いピンにD管ティン・ホイッスルを指してみたのですが入りませんでした。

D管ティン・ホイッスルの内径は11mmくらいです。

もっと細いピンにすべきでした。

家にあるちょうどよいホイッスルを探した結果、Bb管、アルトF管、ローC管がちょうど入りました。

ピンの長さについては、ホイッスルの内径とピンの直径がぴったりであれば、5cmで短くてもしっかりとホイッスルが立つことがわかりました。

これで機材の使い方と作り方はわかったので、お店で使うディスプレイスタンドを自作したいと思います。

みなさんも、ぜひ挑戦してみてください。