\(▼□▼)/形状で変わる!音の鳴らしやすさ

ティンホイッスルやアイリッシュフルートを購入する際に検討されるポイントとして、材質の違いが挙げられます。

アルミは澄んだ音色、真鍮はまろやかな音色、木製は~etc…。

同じメーカー・同じモデルの楽器でも、材質が変われば音の特性は変わってきます。

みなさんがよく悩まれるポイントでもあると思います(笑)

さらに悩む要因が増えてしまい申し訳ないのですが、実は楽器の形状によって高音や低音の吹きやすさが変わってくるんです!

定番の円筒形

頭からお尻までまっすぐな円筒形

一般的なティンホイッスルやアイリッシュフルートはこのタイプです。

低音は出しやすいですが、高音を出すのは少し大変です。

どんどん細くなる円錐形

先に向かって細くなる円錐形

クラーク社のSweetoneがこのタイプです。

円筒形では難しかった高音がとっても出しやすいです。

その代わり、低音はややか細い音色になってしまいます。

ちなみにバグパイプのチャンター(メロディを演奏するパーツ)は先に向かって太くなる円錐形のタイプが多かったりします。

特殊な形状

アイルランドのフルート製作家マーティン・ドイル氏製アイリッシュフルートは、特殊な形状をしています。

見た目はまっすぐに見えますが、なんと内側に秘密が!

頭部管は円筒形、本体は途中までが先が細くなる円錐形、そして最後は先に向かって太くなる円錐形といったハイブリッドな形状になっているんです。

この特殊な形状のおかげで、最低音のDや第2オクターブ目のDがとっても力強い音になります。

色々あるけど結局は好み

どの形状が良い・悪いといったことはありません。

力強い低音が好きな方は円筒形、高音が苦手な方は円錐形がおすすめではあるのですが、最終的には人それぞれの好みで選ぶのが良いかと思います。

じっくり悩んで、ぜひお気に入りの一本を見つけてください!

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