世界の色々なハープ

「世界最古の楽器のひとつ」とも言われるほど歴史の古い楽器「ハープ」。

実は「アイリッシュハープ」や「グランドハープ」、「アルパ」など、世界には様々なハープがあります。

今回は、そんなハープについてご紹介します!

アイルランドの「アイリッシュハープ」

最初はもちろんこのハープから。

アイリッシュハープ、ケルティックハープとも呼ばれ、通常クラシック音楽などで使うハープより小柄なものになっています。

上部に取り付けられたレバーで音階を変更するため「レバーハープ」と呼ばれることもあります。

アイルランドの伝説や物語に数多く登場し、アイルランドで最も有名と言っても過言ではないギネスビール(黒ビール)のシンボルにもハープが刻印されています。

現存する最古のハープ(14世紀のもの)はアイルランドの首都ダブリンに保管されています。

大きさはさまざまで(座った状態で)膝の上に置いて弾くものから、床に置いて弾くものまで千差万別なんだそうです。

近年もっとも有名になったケルティックハープ奏者といえば「借りぐらしのアリエッティ」の主題歌を歌ったセシル・コルベルさんですよね。

あ、ちなみにクラシック音楽ではハープ奏者のことを「ハーピスト」と呼びますが、アイルランドなどでは「ハーパー」と呼んでいるんだそうですよ。

オーケストラの「グランドハープ」

一般的に「ハープ」といえばこの楽器をイメージする方も多いのではないでしょうか。

音階を変更するためのペダルが足元に設置されており、「ペダルハープ」と呼ばれることもあります。

ハープの中でも特にサイズが大きく、また音量も大きいです。

南米の「アルパ」

ラテンアメリカやパラグアイ、スペイン、ペルーなどで使われるハープです。

ちなみにアルパとはスペイン語で「ハープ」の意味。

大きな特徴としては、「指ではなく爪で弾く」ということ。

基本的に半音が出せないのですが、専用の器具を使ったり、レバーをとりつけて半音が出せるようにしたりすることも増えてきたようです。

実は新しい楽器「ライアーハープ」

先程までのハープとはちょっと違う「竪琴」という楽器で、20世紀前半に音楽家&治療教育者のエドモンド・プラハトが開発した楽器です。

『千と千尋の神隠し』の主題歌で使われた楽器といえばピンとくる方も多いのでは無いでしょうか。

番外編「エレクトリックハープ」

最後は番外編。

なんと、エレキギターのようにアンプに繋いで演奏するハープです!

かっこいい…。

次回は「竪琴」をご紹介!

いかがでしたでしょうか。

シンプルな構造は共通なのに、細かな構造や奏法の違いで奏でる音楽の雰囲気がガラッと変わる魅力的な楽器でした。

次回は世界中の「竪琴」をご紹介したいと思います!