コンサーティーナから金属的なノイズがする症状の修理

今回お客様から持ち込まれたコンサーティーナの症状は、リードから金属的なノイズがするというものでした。

1.雑音が入る

ノイズが発生する原因として考えられるのは、リードと、そのリードを収めるスリットとが干渉していることです。

あるいはリード周りにゴミが付着しているのかもしれません。

1つのリード・ボックスには2枚のリードが取り付けられており、そのどちらに問題が生じているのかを確認するために、フタを開ける前に、押したときの音か引いたときの音かを覚えておきます。

いつものようにフタを開封したら、問題のあるリードを、リードボックスごと取り外します。

弁のついているところをよく見て、押したときに反応するリードと引いたときに反応するリードを見分けて、問題が生じているリードを特定します。

2.リードの擦れ

リードがスリットと干渉している場合、この動画のようにリードをピンなどで軽く押すと、摩擦音がします。

このようにギシギシする音が聞こえたら、リードのどの部分が擦れているのかを目と耳で特定しましょう。

そして、細いツールを使ってリードの付け根を押して、リードの向きを調整し、再びリードを押して擦れる音がしないかどうかを確認します。

擦れる音がしなくなったら、きっとノイズがなくなっているはずです。

3.雑音がなくなった

なお、低音域のボタンを押したまま蛇腹を押す⇔引く際に一瞬だけ鳴る金属的なノイズは、初期状態からこの製品に備わっている特徴で、不調ではないので、サポート対象とはなりません。あしからず、ご了承ください。

好評をいただいているMcNeela製のコンサーティーナにつきまして、本記事以外にも複数の初期不良・故障が発生しております。そのため、当店にて対象製品をご購入されたお客様に下記サポートをさせていただきます。

McNeela製コンサーティーナの初期不良サポートにつきまして

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