【今日はタップダンスの日】アイリッシュダンスとタップダンスは何が違うの?

今日5/25日は「タップダンスの日」!

タップダンスといえば、リズミカルに足を打ち鳴らすダンスですよね。

「タップの神様」と呼ばれたビル・ボージャングル・ロビンソンの誕生日にちなみ、1989年にアメリカでジョージ・ブッシュ大統領の署名のもと法律により「National Tap Dance Day」として定められたそうです。

ところで、リズミカルに足を打ち鳴らすダンスといえば、アイルランドでも足を打ち鳴らすダンスがありますよね。

そう、アイリッシュダンス!

どちらも似ていて違いがわからない方も多いと思いますので、それぞれの特徴をざっくりとご紹介します!

タップダンス

黒人のダンスが発祥とも言われるタップダンス。

ミュージカルや映画などでよく目にするダンスですね。

かつて、奴隷としてアメリカに連れてこられた黒人たちは労働を終えると音楽を演奏して楽しんでいました。

この音楽は後にラグタイムやブルース、そしてジャズと様々な音楽に発展していくのですが、タップダンスもその一つ。

サウスカロライナ州で労働していた黒人たちは、労働後にドラムを打ち鳴らしてダンスを楽しんでいました。

しかしある時、黒人による暴動が発生。

これを恐れた白人たちは集会でのドラムの演奏を禁止してしまいます。

数少ない楽しみを奪われてしまった彼らですが、なんとか思考を巡らせ、「ドラムが駄目なら靴があるじゃないか!」と閃きます。

こうして足でリズムを刻んで踊ったのが起源と言われています(諸説あり)。

始めは普通の靴でリズムを刻んでいましたが、次第に木の板やコインを靴の裏に貼り付けて音を大きくしていき、現在は金属の板を貼り付ける現代のスタイルになりました。

ダンスのスタイルは複数ありますが、体全体を使って踊るのが特徴です。

まとめるとこのような感じです。

  • アメリカで誕生
  • 全身を自由に使って踊る
  • 靴の裏に金属の板

アイリッシュダンス(ステップダンス)

アイリッシュダンスは名前の通りアイルランド発祥のダンスです。

日本で有名なアイリッシュダンスといえばRiverdanceでしょうか。

横一列にズラッと並んだダンサーによる一糸乱れぬ動きは圧巻です。

いくつか種類があるのですが今回はそのうちの一つ、上半身は動かさず足を使って踊る「ステップダンス」についてご紹介します。

16世紀頃、イギリスから迫害を受けていたアイルランドはケルトの言葉であるゲール語やダンスを禁止されていました。

どうしてもダンスを踊りたい!でも常に監視されている…

そこで彼らは閃きました。

「見えないところで踊ればいい!」と。

こうして窓から見える「上半身」は動かさず、窓から見えない「足」だけで踊ったのが起源と言われています(こちらも諸説あり)。

踊るときの靴はハードシューズとソフトシューズがあり、ハードシューズは靴の裏に木の板や樹脂、ガラス繊維を貼り付けます。

ソフトシューズは男女で異なり、女性は柔らかい「パンプ・シューズ」を、男性は靴の裏が硬い「リール・シューズ」を履きます。

まとめるとこのような感じです。

  • アイルランドで誕生
  • 上半身は動かさず足を使って踊る
  • 靴はハードシューズとソフトシューズがある

まとめ

タップダンスとアイリッシュダンスどちらも厳しい迫害や弾圧から逃れるために工夫したのが始まりのようです。

何かしら制限があると工夫がうまれると言われますが、どちらのダンスも見事に抜け道を見つけ、素晴らしい文化として受け継がれてきました。

今回はざっくりとご紹介しましたが、両ダンスともに細かい種類がありとっても奥が深いので興味を持った方はぜひ調べてみてください!

最後にタップダンスとアイリッシュダンスの違いがよくわかる動画をご紹介します!