質問「〈アングロ〉「クロス・ローイング(Cross-Rowing)」とは何ですか?なぜ重要なのですか?」
「クロス・ローイング」とは、一つの列(例えばC列)の中だけでメロディを弾くのではなく、複数の列(C列、G列、アクシデンタル列)をまたいで指を動かし、曲を演奏するテクニックです。アングロには違う列に同じ音(重複音)が存在します。例えば「G」の音は左手のC列にもG列にもあり、それぞれ押しと引きで鳴らすことができます。
クロス・ローイングの最大の目的は、蛇腹の方向転換(押し・引きの切り替え)の回数を減らして、より滑らかで流れるようなフレーズを作り出すことです。蛇腹の動きが減ると速いパッセージも弾きやすくなり、リズムのアクセント(リフト)を意図した場所に置けるようになります。中級者以上へのステップアップに欠かせない技術です。